
印刷会社に印刷の依頼をかけ、実際にお仕事をする際に「色校正」という言葉をよく聞くと思います。
その「色校正」ってどんなことなのでしょうか。そしてどんな時に必要なのでしょうか。
|色校正とは??
色がイメージ通りに印刷できるかという確認の作業のことです。
せっかく一生懸命校正のやり取りをして「校了」になったにもかかわらず、実際に出来上がった後に「イメージと違う」ということがあったり………。RGBからCMYKに変換などの作業があったりすればばおさらです。
特に、昨今メールなどのやり取りで、モニター上の校正で完了する場合やプリンターで出力した場合も、実際には違ってきます。もちろん、似たような色のイメージで仕上げてもらえれば、ということもありますが。
|色校正にもいろいろなやり方があります。
デジタル印刷機校正
デジタル印刷機を使い弊社では、A3までの大きさであれば色校正が可能です。ですが専用のインクを使っているので、似た色の印象の印刷物になります。また、使用できない用紙もありますが、実際に使い用紙を用いて色校正が可能です。費用も安く済みます。
簡易校正
大型のプリンターを使い、近い印刷色が出来ます。紙とインクはプリンター専用なので、近い印象の印刷物になります。
本機校正
実際に印刷する機械とインク、用紙を使っての色校正です。ほぼ同じ仕上がりをイメージできます。
こちらに関しては、機械使ったりするので、費用は多くかかってしまいますが、それでも仕上がりをきちんと確認したいという場合には本機校正をします。

色のイメージは人によって違います。例えば「グリーン」といった時イメージするグリーンはどんな色でしょうか。
濃いグリーンでということだったとしても、「濃い」イメージも人によって違います。ですので、きちんと印刷会社とのすり合わせをしましょう。
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