オフセット印刷とデジタル印刷の違いとは?最適な選び方を徹底比較
- インサツスタッフ
- 7月11日
- 読了時間: 2分
チラシやパンフレット、会社案内などを制作するとき、「オフセット印刷」と「デジタル印刷」のどちらが良いのか迷われたことはありませんか? 印刷技術の進化により、少部数でも高品質な印刷が可能になった今、それぞれの特性を理解して使い分けることが大切です。今回は、印刷会社として長年培ってきた経験から、両者の違いと選び方をわかりやすく解説します。

オフセット印刷の特徴
オフセット印刷は、版(はん)を使ってインクを転写し、紙に印刷する方式です。大量印刷に向いており、色の安定性・精度が高く、企業カタログやチラシ、ポスターなどに最適です。
メリット
色の再現性が高く、印刷ムラが少ない
大量印刷時のコストパフォーマンスが良い
紙質やサイズの自由度が高い
デメリット
版を作る工程があるため、少部数では割高
納期がやや長くなる場合がある
デジタル印刷の特徴
デジタル印刷は、版を使わずにデータを直接出力する方式です。1部からでも印刷が可能で、オンデマンド印刷とも呼ばれています。短納期・少部数の案件に強いのが特徴です。
メリット
版が不要でスピーディー
少部数・小ロットでも低コスト
可変データ印刷(1枚ずつ異なる内容)にも対応可能
デメリット
オフセットより若干発色が異なる場合がある
大部数では単価が高くなる傾向
用途別チェックリスト:どちらを選ぶべき?
用途 | おすすめ印刷方式 | 理由 |
チラシ・カタログ(数千部以上) | オフセット印刷 | 大量印刷でコスト効率が良い |
名刺・DM・ショップカード | デジタル印刷 | 少部数・短納期に強い |
ポスターやパンフレット(高画質重視) | オフセット印刷 | 発色と再現性が高い |
テスト印刷や試作品 | デジタル印刷 | 1部から気軽に出力可能 |
冨士オフからのご提案
弊社では、オフセット印刷・デジタル印刷の両方に対応しております。印刷の目的や部数、納期、ご予算に合わせて最適な方式をご提案いたします。「どちらが良いかわからない」という場合もお気軽にご相談ください。経験豊富なスタッフが、データの段階から丁寧にサポートいたします。
まとめ
印刷方式を理解して選ぶことで、仕上がりとコストのバランスを最適化できます。大量印刷ならオフセット、小ロット・スピード重視ならデジタル——。目的に合わせて賢く使い分けましょう。
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