WordPress・静的サイト・Wix…CMSの選び方ガイド〜弊社がWixを採用する理由〜
- ICTスタッフ
- 5月16日
- 読了時間: 4分
Webサイト制作において、「どのCMSを使うか」は最初に直面する重要な選択肢です。CMS(コンテンツ管理システム)とは、専門知識がなくてもWebサイトを編集・更新できる仕組みのこと。現在はWordPress・静的サイト・Wixなど、多様なCMSが存在しています。
弊社では、その中でも特に「Wix」を用いたサイト制作を数多く手がけています。理由は、Wixが「使いやすさ」と「デザイン性」、そして「運用コストのバランス」に優れているからです。この記事では、他CMSとの比較を交えながら、弊社がWixを選ぶ理由をお伝えします。
WordPress:拡張性が高く、自由なカスタマイズが可能
WordPressは世界的に最も利用されているCMSです。テンプレートやプラグインが豊富で、企業サイトからブログ、ECサイトまで幅広く対応できます。
メリット
プラグインによる高い拡張性
デザインテーマの自由度が高い
SEO対策機能が充実
デメリット
定期的なアップデート・保守管理が必要
セキュリティリスクへの対策が不可欠
導入・運用に専門知識が求められる
そのため、社内での更新・管理が難しい場合は制作会社への委託が前提となります。
静的サイト:軽量で高速、情報発信が少ない企業向け
静的サイトは、CMSを使わずにHTMLファイルで構築する形式です。サーバー負荷が軽く、セキュリティリスクが少ないのが特徴です。
メリット
表示速度が非常に速い
サーバートラブルに強い
メンテナンス負担が少ない
デメリット
更新のたびに専門知識(HTML/CSS)が必要
自社で頻繁に情報を更新したい場合には不向き
会社概要や採用情報など、更新頻度が低いサイトには最適ですが、動的な更新を求めるケースでは柔軟性に欠けます。
Wix:直感的に操作できるノーコードCMS
弊社が最も多く採用しているのが、Wix(ウィックス) です。Wixはドラッグ&ドロップ操作で簡単にページを編集でき、HTMLの知識がなくてもWebサイトを構築できます。

Wixの主なメリット
ノーコードで誰でも簡単に更新可能
テンプレートデザインが豊富で美しい
モバイル対応・SEO機能・セキュリティ対策が標準装備
サーバー管理・SSL証明書も自動設定
特に中小企業・個人事業主の方にとって、「自分で更新できる」 という利点は非常に大きいです。更新のたびに制作会社へ依頼する必要がなく、スピーディーな情報発信が可能になります。
弊社がWixを採用する理由
弊社では、Web制作・運用において 「お客様が自社で更新できるサイト」 を重視しています。そのため、デザイン性・機能性・運用のしやすさを兼ね備えたWixを積極的に採用しています。
1. 初期費用を抑え、スピーディーに公開できる
Wixはテンプレート構築がベースのため、デザイン・機能を短期間で実装可能。初期コストを抑えながら、クオリティの高いサイトを制作できます。
2. 運用が簡単で、お客様自身で更新できる
専門知識が不要なため、「お知らせの投稿」「画像の差し替え」「商品紹介の更新」などをお客様自身で行えます。弊社では納品後にWixの操作レクチャーも行い、誰でも使いこなせる状態でお渡ししています。
3. 保守・セキュリティ面も安心
WixはクラウドベースのCMSのため、サーバー保守・バックアップ・SSL証明書などを自動で管理。WordPressのように定期メンテナンスが不要で、安心して長期運用が可能です。
まとめ
CMSは「運用のしやすさ」「コスト」「拡張性」のバランスで選ぶことが重要です。WordPressは高機能・柔軟性重視、静的サイトは安定性重視、そしてWixは手軽さとデザイン性のバランスが魅力。
弊社では、Wixを活用した更新しやすく、成果につながるWebサイトを多く手がけています。デザイン・SEO・運用のバランスを重視したWebサイト制作をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
※注釈
CMS(コンテンツ管理システム):専門知識がなくてもWebサイトのコンテンツを編集・管理できる仕組み。
プラグイン:WordPressなどのCMSに機能を追加する小さなプログラム。例:お問い合わせフォーム、SEO対策、セキュリティ強化など。
SSL証明書:Webサイト通信を暗号化し、安全性を高める仕組み。



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