小規模ビジネスでも始められる!オンラインショップ開設の基本と成功のポイント
- ICTスタッフ
- 7月16日
- 読了時間: 4分
ネットでの買い物が当たり前になった今、個人事業主や中小企業でも「自社オンラインショップ」を開設するケースが急増しています。特に、コロナ禍以降は「店舗に来られないお客様にも販売したい」「新たな販路を作りたい」という需要が高まりました。
しかし実際に始めようとすると、「どんなツールを使えばいい?」「写真はどう撮る?」「集客はどうする?」と迷うことが多いものです。この記事では、初めてオンラインショップを立ち上げる方向けに、準備から販売・運用までの流れと成功のポイントを解説します。

1. オンラインショップを持つメリット
オンラインショップには、実店舗にはない3つの大きな強みがあります。
① 24時間営業で、地域を超えて販売できる
インターネット上では、時間や場所を問わず商品を販売できます。地方の小規模店舗でも、全国のファンに向けて販売が可能です。
② 実店舗を補う「第2の販売チャネル」になる
イベントや展示会など、オフライン販売が一時的にできない状況でも、オンラインなら継続的に売上を確保できます。
③ 顧客データを活用できる
購入履歴・アクセス解析・レビューなどのデータを分析することで、「どんなお客様に」「何が売れているか」が明確になり、次の戦略に生かせます。
2. ECサイトの構築方法を比較
オンラインショップを作る方法はいくつかあります。代表的な3つを比較してみましょう。
WordPress+WooCommerce
WordPressにEC機能を追加する方法。高い拡張性があり、本格的なショップ構築に向いています。ただし、専門知識やメンテナンスが必要になるため、初心者にはややハードルが高いです
。
BASE・Shopify
簡単に始められるクラウド型ECサービス。デザインテンプレートも豊富で、SNS連携や海外販売にも対応しています。一方で、機能制限や手数料など、運用コストに注意が必要です。
Wixストア(弊社おすすめ)
弊社では、直感的な操作でデザインと販売を両立できるWixストアを多く採用しています。テンプレートが美しく、商品登録・在庫管理・決済設定まで一括で管理できるのが魅力です。更新もノーコードで行えるため、スタッフ様が自社で簡単に運用を続けられます。
3. 商品登録と販売準備のポイント
オンラインショップでは「写真」と「説明文」が売上を大きく左右します。
写真の撮り方
自然光を利用し、同じ背景・角度で統一するとプロのような印象に。拡大写真や使用イメージも加えると、安心感が高まります。
商品説明の書き方
検索されやすいキーワードを入れながら、商品の特徴や使い方を具体的に伝えましょう。「誰に」「どんなシーンで」役立つかを明確にすることで購入率が上がります。
送料・決済の設定
送料や支払方法は、シンプルかつ明確に。「購入途中で離脱されない」設計が大切です。
4. 売上を伸ばす運用・集客のコツ
オンラインショップは、公開して終わりではありません。開設後の「運用と発信」で差がつきます。
SNSとの連携:InstagramやLINEなどで最新商品やレビューを定期的に投稿
ブログ発信:商品開発の裏話や使い方を紹介してファンを育てる
レビュー促進:購入者レビューを増やして信頼感アップ
アクセス解析:Google Analyticsで人気商品や離脱ポイントを把握
弊社では、Wixの分析機能を活用し、売上データをもとにした改善提案も行っています。
まとめ
オンラインショップは、作るだけでなく「育てていく」ことが成功のカギです。小規模ビジネスでも、適切なツール選びと継続的な運用で、大きな成果を生むことができます。
弊社では、Wixを中心に、デザイン性・操作性・販売力を兼ね備えたECサイト構築を行っています。「初めてのネットショップを安心して始めたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
※注釈
ECサイト:インターネット上で商品やサービスを販売するWebサイト。
WooCommerce:WordPressにEC機能を追加するためのプラグイン(拡張機能)。
Wixストア:WixのEC機能。商品登録・決済・在庫管理などを一括管理できる。
ノーコード:プログラミング知識がなくても操作できる仕組み。



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