印刷物で「伝わり方」が変わる理由とは?
- インサツスタッフ
- 2025年12月23日
- 読了時間: 3分
同じ内容を書いているのに、「このチラシは目を引く」「このパンフレットは信頼できそう」そんな印象の違いを感じたことはありませんか?実は、印刷物は内容そのもの以上に「伝わり方」が重要です。文字情報が同じでも、紙・色・デザイン・加工によって、受け取る側の印象や行動は大きく変わります。私たち印刷会社の視点からなぜ印刷物は“伝わり方”が変わるのか、その理由を具体的に解説します。

1. 紙の違いで「印象」は大きく変わる
印刷物の第一印象を決めるのは、実は「紙」です。手に取った瞬間の厚み、触り心地、光沢の有無によって、受け手は無意識のうちに印象を判断しています。
たとえば、
ツヤのあるコート紙:シャープ・情報量が多い・販促向き
マット紙:落ち着き・上品・信頼感
厚手の用紙:しっかりしている・長く保存されやすい
同じ文章でも、「安っぽく感じる」「きちんとして見える」といった差が生まれるのは、紙が持つ“情報”の影響が大きいからです。
2. 色は「感情」に直接働きかける
色は、文字よりも先に人の感情に作用します。そのため、印刷物では配色が非常に重要です。
たとえば、
赤:行動を促す・目立つ(セール、告知向き)
青:信頼・安心・誠実(企業案内、BtoB向き)
緑:自然・安心・やさしさ(医療、環境系)
Web画面と違い、印刷物は「実際の色」として手元に残るため、色の印象がより強く記憶に残ります。
「何を伝えたいか」だけでなく、「どんな印象を持ってほしいか」を意識した色選びが、伝わり方を大きく左右します。
3. レイアウトで「読むかどうか」が決まる
印刷物は、必ずしも最初から最後まで読まれるわけではありません。
多くの場合、見る → 気になる → 読むという流れで判断されます。
そのため、
見出しの位置
文字量のバランス
余白の使い方
といったレイアウト設計が重要になります。
情報を詰め込みすぎると「読む気がしない印刷物」になり、逆に整理されていると「ちゃんと読もう」と思ってもらえます。これはデザインの良し悪しだけでなく、伝え方の設計そのものです。
4. 加工は「記憶に残る」ための要素
箔押し、PP加工、型抜きなどの印刷加工は、見た目だけでなく「触覚」や「特別感」に訴えかけます。
たとえば、
ロゴだけ箔押し → 会社の印象が強く残る
マットPP加工 → 高級感・信頼感アップ
角丸加工 → やわらかく親しみやすい印象
こうした加工は、「ただの紙」から「印象に残るツール」へと変える力があります。
5. 印刷物は「信頼」を形にできる媒体
デジタル情報があふれる今だからこそ、印刷物は「きちんとしている」「信頼できる」という印象を与えやすい媒体です。会社案内、パンフレット、名刺などは、そのまま企業の姿勢や価値観を表します。
適切な紙・色・デザインで作られた印刷物は、「この会社はしっかりしていそう」という安心感につながり、次の行動(問い合わせ・相談)を後押しします。
まとめ
印刷物は、文字情報を伝えるだけのものではありません。紙・色・レイアウト・加工といった要素が組み合わさることで、同じ内容でも、伝わり方は大きく変わります。弊社では、「何を伝えたいか」だけでなく「どう伝わってほしいか」を大切にしながら、用途や目的に合わせた印刷物づくりをご提案しています。「今の印刷物、ちゃんと伝わっているかな?」そう感じたときは、ぜひ一度ご相談ください。



コメント